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退職勧奨には注意

会社側が労働者を解雇しようと思っても実際にはそう簡単なことではありません、大手企業ともなれば労働組合の力も強く、更に個人でも無料で法律相談に応じてくれる公共機関なども今は多くあります。そのような社会環境の中で労働者を解雇するだけの理由付けをすることはかなり難しくなっていて、今までの裁判では不当解雇を訴えた労働者の8割ほどが勝訴しています。
会社側としては勝つ見込みの少ない裁判を行うことも、また裁判によって企業のイメージダウンにも繋がりかねないので、なるべく労働者の合意の元に退職へと誘導していきたいのが本音です。

そこで多くの会社が行うのが「退職勧奨」です、退職勧奨は会社側が労働者と雇用契約について話し合い双方の合意のもと雇用契約が終了するシステムのことで解雇とは違う扱いになります。会社側から「辞めてくれないか」と雇用解除の話しをするのですが、労働者が合意すれば解雇では無く退職として扱かわれます。

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退職勧奨の対処方法

会社側の提案として一番ポピュラーなのは「今辞めてもらえれば退職金が出せるのだけど、この機会を逃したらいつまで雇用できるかの保証が持てない」とその場で「退職合意書」にサインを求められるケースです。話し合いの上でとはなっていますが、実際には再就職までの数ヶ月分の給料を退職金での条件として、退職を断れないような雰囲気にしてしまうケースがほとんどです。

退職勧奨は本人の合意が無ければ行えませんので、納得できない場合にはきちんと断るようにしましょう、しかし断った後も会社に勤務するには精神的に耐えられないという人もいるかもしれません。そのような場合には労働局などの話し合いの場を有効的に活用し、再就職のあっせんや有給休暇の消化、ボーナスの支給など自分が納得できる条件を掲示してみるのも良いかもしれません。
もし退職勧奨を断った後に、しつこく退職を要求される場合や嫌がらせなどの行為をされた場合には、退職合意書にサインはせずに労働組合や公的機関に相談するようにしましょう。無理やりの退職勧奨も不当解雇として認められるケースもありますので、1人で悩むよりもプロの意見を参考に解決策を見つけていくのが良い方法だと思います。

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